Filmora13でレンダリング/動画の出力が遅い時の対処法まとめ

この記事では、Filmora13(フィモーラ13)でレンダリング/動画の出力が遅い時の対処法について解説していきます。

Filmora13でレンダリング/動画の出力が遅い時の対処法

Filmora13のGPUの設定をチェックする

[Filmora13(フィモーラ13)]のGPU設定を変更することでレンダリングが速くなることがあるので、その方法を紹介します。

画面左上にある[ファイル]を選択し、[設定]をクリックする

画面左上にある[ファイル]を選択し、[設定]をクリックします。

表示された設定画面の[パフォーマンス]を選択する

表示された設定画面の[パフォーマンス]を選択します。

画面の[GPU]に、2つのチェック項目があるのが確認する

画面の[GPU]に、2つのチェック項目があるのが確認できます。

ここにチェックが入っていない場合は2つともチェックを入れます。

変更後は、再起動(一旦ソフトを閉じて再び立ち上げる)することで有効化されます。

GPUをアップグレードする

レンダリングが遅くなる原因のひとつに、GPUの問題が考えられます。

GPUとはグラフィックカードのことで、PCに搭載されている動画像を処理するためのパーツです。

レンダリングは、CPUとGPUのどちらかを使って行われます。CPUが遅いとレンダリングが遅くなるように、GPUも低スペックだとレンダリングが遅くなる可能性があります。

GPUを最新のGPUに交換することが対策の一つです。

AMDのRadeonとNVIDIAのGeForceに変更し、3DCGに適した上位機種を選択することです。

インターネットのスピードを改善する

インターネット接続が遅い場合も、レンダリングなどの作業が遅くなることがあります。

最近のソフトウェアやアプリケーションは頻繁に更新され、インターネット経由でデータを取得するため、その更新速度が遅いことがレンダリングの遅さに関係している可能性があります。

現在、光ファイバーが最速の回線となっていますので、対策としてご検討ください。

メモリを増設する

メインエンジンであるCPUに対して、メモリはサブエンジンです。

メモリ容量が不足すると[レンダリングが遅い]原因にもなります。

対策として、メモリは最低でも16GBは確保したいところです。

予算に余裕があれば、32GB、64GB、128GBと、メモリを増やしていきましょう。

メモリを増やせば増やすほど、PCの動作や速度が安定します。

SSDを交換する

SSD(Solid State Drive)は、普及が進んでいるPC用ストレージデバイスです。

一見、レンダリングの遅さとは関係なさそうなのですが、データを書き出したり書き込んだりする際のスピードに影響が出ます。

一昔前まではHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、徐々にSSDが増えてきています。

実際のディスクに書き込むHDDよりも、メモリに近い構造を持つSSDの方が転送速度が速いのです。

レンダリングを含めPCの速度改善の対策方法としてHDDからSSDに交換してみましょう。

Filmora13最新版にアップデートする

バージョンが古い場合も、レンダリングを含めた動作が遅い原因になります。

Filmora13(フィモーラ13)最新版にアップデートする方法については、以下の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、Filmora13(フィモーラ13)でレンダリング/動画の出力が遅い時の対処法について解説しました。